先日のワンフェスで購入したガレキの製作開始です
昔キャラグミンを作ったことはありますが、ガチのガレージキットは初めてです。
今回の作品はatomicbomさん制作の、胸の大きいいい女こと、新劇版のヒロインである真希波・マリ・イラストリアス。
ある程度妥協しながら、組むこと優先で進めますので、よろしくお願いします。

離型剤落とし
まずは離型剤落とし。
ガレージキットは成型時に型から外すために離形剤を使用しており、ガレキ表面の離型剤は塗装などで悪さをするんで、落とす必要があります。
洗剤でも落とせるようですが、私はガイアのレジンウォッシュを使用。
灯油のような液体にパーツを浸け置きし、水洗い、これで準備完了。
ちなみに、レジンウォッシュは何度か使い回せるようなんで、漏斗で回収。
仮組み
離型剤を落としたら、仮組みを始めます。
組み始める前にすべきは、歪みの修正。
成型時の歪みとは、切っても切り離せないガレキ。
市販品のプラモやキャラグミンで、パーツ間に隙間ができることは珍しいですが。
ガレキはパーツ間に隙間ができたり、うまくハマらないなんってのはザラ。
なので、パーツをハメていって、隙間が生じたりしたら修正をします。
修正方法は「熱湯で柔らかくした上で、パーツ同士を押し付ける」シンプルなやり方。
思いのほか柔らかくなるので、結構簡単に修正できます。
歪みを修正したら、いよいよ仮組み本番。
ここでの問題は、ガレキの組み立てが接着剤前提であるということ。
ガンプラみたいに、ダボにハメていけば完成するような簡単設計ではないです。
普通に組むだけでは、なんの引っ掛かりもないので、すぐバラバラになります。
ここでの解決法が軸打ち・磁石になります。
軸打ちは文字通り真鍮線などで軸を作る工程。
1.5mm, 2mmの真鍮線を用いて、パーツ感の軸を作ります。
固定させるだけでなく、しわば芯を作るような工程なので、(特に足回りなどの)強度をもたせる工程にもなります。

磁石はパーツの着脱可を可能にして仮組みしやすくするテクです。
ネオジム磁石を双方のパーツに埋め込むことで、着脱式のパーツに早変わりさせます。

この辺りの具体的なテクニックは、参考動画を参照ください。
これら工程を踏まえることで、バラバラだったパーツを組み上げることができ、仮組み完成となります。

仮組みしてみると、バラバラで無機質だったパーツが、まとまりを帯びて、単純にテンションが上りますね。
ガレキって正直手間もかかるし、作るのしんどいので、こういうところでモチベーションを上げていくのはかなり重要!
表面処理
仮組みが終われば、次は表面処理。
これはガンプラとかと同じ。
とはいえ、歪みと同じく、市販品ほど洗練されているわけではないので、ゲート処理や毛羽立ちなどがすごく、多分 表面処理がガレキ制作で一番大変な工程。(ヤスリがけって、そもそも楽しい工程ではないですからね)。
特に肌の露出が高いものは大変。
肌はレジン本来の色を利用したサフレス塗装をするわけですが。
それなりの透明感や光沢感を出すには、メタリック塗装をするくらいの処理は必要となるので、結構手間。
あとガレキって人型であるのも面倒なところで。
ロボットのように平面や角ばったデザインで構成されていれば、ペンサンダーとかでゴリゴリ削っていけるんですが。
人型は曲線(胸・臀部・手足)や細かいデザイン(髪)が多いので、手でヤスっていくのがしかない(機械でできなくはないけど、確実性と速さは手かな)。
一応予定では、240で全体をならして、肌は1000まで、それ以外は600くらいまでやろうかなと思ってます。
現時点で240まで完了。
パーツは少ないですが、ちょっとしたMGくらいのヤスリ作業感。

これからは捨てサフしながら、表面処理を終わらせます。
参考動画
MASKED MODELERさんの動画を参考にしています。
細かなテクニックなど気になる方は、こちらの動画を見てください。
コメント