今回は2023夏のワンフェスの戦利品、あきみかん様の食蜂操祈 の紹介をします。
カラーレシピはもちろん、アイデカールの自作については必見です。
あと先に断りますが、セットである御坂美琴の制作予定はないです。
美琴ファンには申し訳ないですが、食蜂操祈 一点狙いで購入制作したものなので、ご容赦ください。
外箱
食蜂操祈と御坂美琴のセット販売で15,000円のキットです。
触法は22パーツ、美琴は20パーツで、非常に組みやすいキットとなっています。
完成見本(ディーラー様展示品)
完成品はこちらで紹介されています。
以前会場で見て、一目惚れしたものの、少しためらっている内に完売に・・・・。
今回はそのリベンジで即購入しました。
ボークスでもキャラグミンで食蜂操祈はありますが、ポージングや造形は秋あきみかん様のものが素晴らしいと個人的に思います。
完成品
そして、私の完成品がこちら。
一枚目はサムネイル用に少し加工入れているので、色合いは2枚目以降参照ください。
マスキングの甘さが出てる作品ですが、我ながら初めてのガレキにしては上手くできたなと思ってます。
制作工程
以下、製作工程を抜粋しながらご紹介。
検品~表面処理
パーツの検品作業のあと、ガイアノーツのレジンウォッシュで全パーツを洗浄。
各パーツは、神やすとリューター、そしてわほいサンダーで表面を240 > 400 > 600で処理。
わほいサンダーは弓なり状に紙やすりをセットできる工具で、ガレキでは髪の部分など、入り組んでいてヤスリが通り切らない場所に重宝します。
詳しくは↓リンク先参照ください。超おすすめです。
表面処理が終わると、次は軸打ち。
↓の動画を参考にしながら、悪戦苦闘しながらも軸打ち完了。
そんなこんなで仮組みしたのがこちらです。
購入時の無機質なパーツがここまでくるだけでもかなり満足感高め。
個人的にガレキの難所は「表面処理」だと思っているので、ここまでくれば勝ちですね。
塗装
水着ということもあり、塗装はシンプル3パター:髪・肌・水着です。
マスキングはテープとゾルを併用していましたが、結構マスキングが甘いところがあり、
塗り残し・塗りはみ出しが散見する事態になってしまいました・・・・。
髪
個人的なイメージはゴリゴリのパツキンを想定していたので。
サフエボ白をベースに、LASCIVUS Auraのブロンドを塗っています。
ラスキウスはキャラクターキット用の塗料シリーズで、髪用はLASCIVUS Aura、肌用はLASCIVUSで展開されています。
シャドウ色としては、このブロンドにマゼンタを混ぜて、オレンジ/茶っぽくした色を毛先と髪の裏側に塗っています。
肌
個人的に色白な肌にしたかった + 発色(血色)を良くしたかったので、LASCIVUS(ラスキウス)の塗料を使用してみました。
↓動画がかなり参考になりました。
私は「サフエボ ピンク」をベースに、ラスキウスの「ベース:ホワイトピーチ & オーバーコート:クリアぺールレッド」を使用しています。
サフレス塗装ばかり考えていましたが、ピンク下地からスタートするのも意外とよく、血色の良さなどが表現できている気がします。
水着
ディーラー様の作例はポップな色合いと星の模様の水着にされていますが。
星模様のマスキングが面倒なので、私は単色で塗ることにしました。
金髪と対比するような形にしたかったので、黄色の補色である紫系統で行こうと思い、下地は肌で使用したサフエボ ピンクを流用しています。
黄色の補色としては青系統のほうが近いようなので、青紫で行こうと決まり、最終的にマーズダークブルーで水着は塗っています。(ガンプラでよく使う、お気に入りの色でもあったので)。
アイペイント
そして今回の目玉であるアイペイント。
買った当時は、アイペイント挑戦してかわいいフィギュアを作ってやろうと意気込んでいましたが。
ナニコレ、難しすぎん!?
いろんな動画やサイトを参考にしながら、アイペイントがんばりました。
ただ、思い通りの眉がかけず、眉を書き直し続ける時間。
ここで確信、私には無理だと。
似てるアイデカールで妥協しようと、メガミデバイスのサイズ違いを買ってしまい、更に絶望。
(完全な自業自得)
途方に暮れかけたとき、見つけたのがAoto46様の「アイデカールの自作」の記事。
こちら本当に神記事です!!
書いているとおりに画像編集ソフトを購入し、半日ほど試行錯誤していると・・・。
簡単にアイデカールできちゃいました。
食蜂操祈のアイデンティティである”しいたけ”まで完璧に・・・。
あんなに苦労してたのに、自分の筆では辿り着けない境地まですんなりと。
ここ最近で一番テンション上がりましたね。
記事を書いたAoto46様には感謝しかないです。
台座
そんなこんなである程度形になってきたところで、水着なら浜辺のジオラマもいいなぁ~、とふと思い
作ったのがこの台座です。
我ながら初めてにしてはよく出来たなと自画自賛。
ホームセンターで購入した台座に、プラバンで囲いを作成。
鉄道模型で使用する「クラフトサンド」に、界面活性剤入の接着剤「スーパーフィックス」を混ぜ込み、砂浜を成形。
ダイソーのUVレジンを流し込み、着色をしながら水かさを増していく。
「水泡表現素材」という粉とレジンを混ぜながら白波を作っていくと・・・・完成です。
「モデリングウォーター」という、水表現をするための水飴のような材料も試したのですが、ベタつきが残るのが嫌だったので、UVレジンのみで仕上げました。
水がうねった表現は、固めたレジンの上に、レジンを広げ、ピンセットで撫でるような形でやるといい感じに出来ます。
材料も簡単に揃うので、ぜひお試しください。
仕上げ
全体につや消しをかけた後、フィギュア用のウェザリングマスターでシャドウやチークなど手直しを入れ。
瞳にはUVレジンをつけて、光沢を追加。
全体としては、「ラスキウスのスムースパールコート」に「スーパークリアーⅢ UVカット つや消し」を施して完成としています。
まとめ
ざっくりとですが、食蜂操祈のガレキづくりを紹介させていただきました。
キャラグミンを除けば、初めてガレキを仕上げることができ感無量です。
粗が多いのは否めないですが、それ以上に自分でフィギュア一体を仕上げたという達成感が大きいです。
まだWFの戦利品はありますが、ガンプラも溜まってきたので、交互に作りながら年内に片付けていきたいと思っています。
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