はじめに
いつからガンプラはこんなにも買いづらいものになったんでしょうか?
店に行っても店頭に物はなく、新商品があれば朝から並ばないと買えない、売り切れたものはネットで高値取引
こういう話題になると、必ず中心に来る転売ヤー。
私自身も「転売ヤーきえろ」と思い続けていましたが、ガジェマガさんの動画を見て、改めて考え直してみました。
動画を見て思うこと
動画の内容として、「メーカーの供給量の少なさが、混乱状態の元凶である」と。
みなさんも経験している、行列やメルカリでの転売・・・こういう身近なところに転売ヤーが、いわば矢面に立っている状態なので、集中砲火を受けている。
表面的な転売屋を糾弾するのではなく、本質を見抜いて、無駄な労力を使うべきでないと。
ガジェマガさんの仰っていることはもっともと思います。
私が覚えている限り、ジオングRG発売くらいからこういう風潮は強まった気がします。
ジオングを買いにジョーシンに行くと、すでに長蛇の列、買うまでに1時間も・・・・
以来、新商品を買いに行こうと思うと、朝一行列戦を勝ち抜かないといけない。
(「予約しろ」と言われたらそれまでですが、現物を見てかったり、衝動買いするタチなもので・・・)
一方でメルカリやヤフオクを見れば買えなかったものが高値で売られてる。
それに輪をかけて、ホビージャパンや駿河屋の件で、転売ヤーが取りだたされる。
転売ヤーにヘイトを向けるのは必然でした。
そんなヘイトも、最近は諦めに変わり、どうせ再販されると自らを律し、要らぬ心労・労力をかけぬようにしてきました。
ただ自分の中で常に疑問でした。
「なぜガンプラはこんなにもないのかと」
なぜ品薄が続くのか
売る前から人気が約束されアイテム
RGジオング・HGナイチンゲール・RG Hi-νガンダム・・・・。
こいつらが消え去るのはわかります。
ただ、いま店を見れば、普段見向きもされなかった機体すらすべて消えています。
コロナ禍の家籠もりで、ガンプラ需要が高まったというのが、よく見る意見ですが、人気どころ以外の機体すら消えるのは、説明が付かないなと。
人気機体が消え去り、溢れた需要を受け皿になった結果と捉えるのが通常でしょうか。
加えて人気じゃない機体は再販がガンガンかかるわけもなく、補充が追いつかなくなる。
理屈はこうなんでしょうけど、実感として、ピントこないですね。
モンティ・ホール問題みたいなもんでしょうか・・・・。
生産量について、バンダイの資料を見る限り、今回のような急激な需要増加や品薄を問題視しているわけでもなく、また昨今の原材料の高騰などの影響はさほど無いようで、供給過小ではないし、現状の生産量で問題はないというスタンスなのでしょう。
そりゃそうですね。
明らかに一時的な需要の高まりに対して、ラインや生産スケジュールをコロコロ変えてられないし、人気どころだけ再販スケジュール出して、火消しをしていくくらいがちょうどいいのでしょう。
まとめ
メーカーが生産量を増やして、物量ですべてを解決する。
根本解決はここですが、現実的でないですね。
かといって、転売ヤーに石を投げても、解決するわけもなく。
結局、この異常な需要が静まっていくのを待つしか無いということなのでしょうか・・・・。
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